父の仕事を見て、薬学の道に
父親が以前、製薬会社に務めていたこともあり、以前から薬関係の仕事に就くことには興味がありました。具体的に薬剤師を目指したのは大学受験の時で、その際に薬科大を受けようと決心しました。
パル・オネストという会社については、昨年薬ゼミ(薬剤師を目指す人のための、国家試験対策用の予備校)に通っていたのですが、そこで行われていた就職説明会で初めて知りました。
社の第一印象は“明るく楽しく”
この会社に入って一番最初に感じたのは、トップの方々と社員の距離がとても近いということ。社長はじめ常務、部長にも話しかけづらいという雰囲気はありませんし、逆にみなさんの方から入ったばかりの僕によく話しかけてくださいました。このフランクな雰囲気は各店舗も同じで、入社試験の際に何軒か薬局を見せていただいたのですが、どの店舗もとても楽しそうに仕事をしていました。その印象は、実際に入社してからも変わりません。
今の店舗はスタッフは全部で4人。みなさん気さくで、仲良くやらせてもらっています。指導に関しては厳しい面もありますが、それもまた僕にとってはとてもプラスになっています。
いろいろな店舗を回って経験を蓄積
パル・オネストの研修は、いろいろな店舗を回って経験を積むのが特徴です。勤める薬局の環境によっても学ぶことに違いがあり、大変ためになります。以前勤めていた店舗では、近くに脳外科医院があったので、そこでよく頭痛薬が出されていました。今それらを忘れないよう復習しています。
今回配属になった店舗は、ジェネリック医薬品と漢方が多いという特徴があるので、いまその2つを重点的に勉強しているところです。勉強をするのは、仕事が終わって家に帰ってから、毎日ではありませんが長いときで2時間ほど。働いている間は実践的な学びの場、薬の知識は自宅で、というふうに時間を工夫して努力をしています。
休みの日は薬科大時代の友達と息抜き
かもめ薬局では、日曜と木曜が定休日になっており、さらに半日休みも1回あります。休みの日は、大学時代や予備校時代の友達とよく会っていて、飲みに行ったり話をしたりしています。みんな同じ薬科大出身で、同じく薬関連の職場に就職しているので、そこで出る話題も自然と仕事に関することが多くなります。社会人1年目で、みんなそれぞれの職場にやっと慣れてきたころ。中にはすでに悩みを抱えている友達もいるようですが、そういった話を聞くと、自分がいま恵まれた環境で仕事ができているということを実感し、ありがたく思います。
薬剤師は想像していた以上にやりがいある仕事
パル・オネストは規模がそれほど大きくない分、埼玉という土地で地域密着で展開し、地元の方々に頼りにしていただけるような薬局を目指しています。実は以前は、「薬剤師という仕事は、薬の知識さえあれば大丈夫。薬をもらいに来た方にひととおり説明してそれで終わり」というイメージを持っていました。しかし、実際仕事に就いてみると、薬の知識はもちろん大事ですが、コミュニケーションスキルも重要だということを思い知りました。いかに患者様に分かっていただき、満足していただくか。そしてそれができたときは、とても充実感を得られるものだということも身を持って体験しました。
薬剤師は、想像していた以上にやりがいある仕事です。これから薬剤師として調剤薬局での勤務を目指す方は、ぜひこの充実感を感じていただきたいと思っています。