社員インタビュー

下山田 理恵

自分を指名して来てくださる 患者様が仕事の充実感の源/下山田 理恵/彩薬局在籍 薬局長/平成22年入社

子どものころから憧れていた薬剤師に

現在は、彩薬局の常勤薬剤師として勤めており、調剤、投薬、薬歴管理などを行っています。さらに数カ月前から在庫管理も任されるようになり、毎日忙しく働いています。

私が薬剤師になろうと思ったのは、子どものころの親の入院がきっかけでした。そのときに薬剤師さんと触れ合う機会があり、とても親切にしていただいたのです。そのことがとても印象に残っていて、薬剤師という仕事に興味を持つようになりました。母も薬剤師になることを応援してくれていたので、夢がかなって良かったです。

患者様の対応、在庫管理と忙しい毎日

朝は8時40分に出社し、9時までの間にまず掃除をすませます。患者様は、早い方だと9時に来る方もいるのですが、本格的に混み始めるのは9時半くらいから。午前の忙しさはちょうど門前の病院の午前の診察が終わる1時頃まで続きます。そして患者様が途切れたころを見計らって昼の休憩を取ります。在庫管理は午前と午後の合間を見て、発注を行っています。在庫管理は間違えると患者様に迷惑がかかりますし、毎日必要なものなので、慣れるまでは大変でしたが、いまは合間を見てうまく出来るようになりました。そして午後はまた門前の病院の診察時間に合わせて患者様を迎え、18時半まで開局しています。

健康に関わる薬を扱う仕事への責任感

彩薬局に訪れる方は高齢の方が多く、慢性疾患を患っている方がたくさんいらっしゃいます。なので、うちの薬局を繰り返し利用していただくケースも多く、まさにかかりつけ薬局という感じです。患者様に安心して薬を服用していただくためには、患者様の様子を聞き、きちんと説明をすることが大事。そのためには患者様とのコミュニケーションが重要になってきます。

私はもともと人と接することや話をするのが好きなので、その点苦手意識はありません。しかしもちろん、健康に関わる薬を扱うわけですから、ミスは許されないし責任も感じます。そのため、仕事を始めたころはいつも緊張していましたが、いまでは少しずつ余裕を持てるようになり、充実感も得られるようになってきました。

積極的にジェネリックを推進

薬に関しては、病院の先生との話し合い次第ですが、患者様のご希望があれば、積極的にジェネリックに変更してお渡しするようにしています。ジェネリックを知らない方に理解していただくのは難しい面もありますが、ベテランの先輩方のお話の仕方などを参考に、自分もなるべくわかりやすい説明を心がけています。
彩薬局を利用していただいている患者様の中には「下山田さんはいますか?」と薬剤師を指名して来局してくださる方が結構いらっしゃいます。同じ人に見てもらうほうが、その方もきっと安心するのでしょう。もちろん最初の対応で信頼していただけないと、次もお声がけはいただけないと思うので、うまくコミュニケーションが取れた成果なのかなと思うと、うれしいですし励みにもなります。

若くても頼られる薬剤師を目指して

彩薬局では、定休日は日曜のみ。あとは平日で1日休みが取れます。平日の残業はほとんどありません。正月や夏休みなどは連休が取れるので、そんな時は旅行に行って楽しんでいます。基本的にオンとオフははっきり切り替えたいのですが、気になることがあると、家に帰ってから薬の勉強をすることもあります。たとえば患者様に質問されて、すぐには分からなかったことなどは、「次のときまでに調べておきますね」とお約束し、できるだけ先に延ばさず、その日のうちに解決します。

私はまだ20代で経験も浅いですが、患者様に頼っていただけるように、知識とコミュニケーション力をもっと身につけたいと思っています。



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