社員インタビュー

丹 直樹

みんなでアイデアを出し合い 何でもチャレンジするのが当社の強み/丹 直樹/薬局運営本部長 兼 監査・研修部長/平成12年入社

全店舗の運営、人事、人材育成を管理

パル・オネストは埼玉県を中心に展開している調剤薬局です。店舗は東上線沿線に一番多くあり、東京には板橋区に1店舗のみ構えています。私はこの会社で薬局運営本部長として全店舗の運営管理をしています。また監査・研修部長も兼任し、人事と社内の人材育成にも携わっています。当社の社員は100名弱、平均年齢は39歳です。若い社員が多く、何でもチャレンジしていこうというやる気にあふれる気持ちをもっているのが当社の強みです。

コミュニケーション能力重視の研修

薬剤師として薬の知識を日々磨くというのは当然ですが、それ以外に身につけなければいけないのがコミュニケーション能力。これは調剤薬局員としては必須のスキルと言っていいでしょう。当社ではこのコミュニケーションスキルを身につけるために、いろいろな研修をしています。まず新入社員には約1カ月間「入社時研修」が行われ、薬剤師としてのあるべき姿と、コミュニケーションについて学びます。コミュニケーションに関しては、講義だけでなく、実際にロールプレイングも行います。場合によっては私が患者様の役をやったり、社員同士で薬剤師と患者様役を交互にしあったりします。こうすることで、薬剤師の目線だけでなく、患者様の立場に立った気づきも得られるのです。また1カ月だけではつかみきれなった人には、2カ月おきにOJT研修を兼ねたフォローアップ研修も行っています。

患者様の話を傾聴できる薬剤師を目標に

研修でコミュニケーションに力を入れているのは、このスキルが薬剤師にとってなくてはならないものだからです。コミュニケーションの中でも特に大切なのが傾聴、人の話を聞くということです。といっても、一方的に「そうですね」と聞いているだけでは傾聴したことにはなりません。薬剤師として患者様の話をうまく聞き出し、「私はあなたの話を理解しました」ということを患者様にフィードバックして初めてコミュニケーションがしっかりとれたといえるのです。また言葉だけでなく、ジェスチャー、目や体の動き、態度なども非常に大切なメッセージになります。こうした対応がきちんとできる薬剤師になることが、我々の目標なのです。

地域に密着した頼れる薬局になるのが理想

調剤薬局は、処方箋がなければ行ってはいけないところだと思っている方も、中にはいらっしゃると思います。ですが、私たちが目指しているのは、地域に密着した、なんでも頼れる薬局。だから処方箋や用事がなくても気軽に来ていただきたいと思っています。

例えば何か困ったことがあったときに「パルならきっと対応してくれるんじゃないか」、そんなふうに頼りにしていただきたいのです。最近そういう形で我々の薬局を訪れて下さる患者様も増えています。中には特定の薬剤師を指名して来られる方もいます。それはきっと、その薬剤師が患者様の表面的なことだけでなく、その方が本当にどうしてほしいのか、悩みをきちんと聞けている証拠だと思います。このようないい患者様との関係が今後も増えていくことを願っています。

資格を取ってからが薬剤師としての本当のスタート

私は組織には、いろんな考えの人がいていいと思っています。多才な人が集まる中で、いろんなアイデアを出し合い、みんなが同じ目的に向かっていけるのが理想ではないでしょうか。その目的の核になるのが「患者様のために」という思い。それさえぶれなければ、「うちの店舗でこんな試みをしたい」というような意見も大歓迎。入社したばかりの新入社員でも、ベテランでも、アイデアは広く受け付けます。

またコミュニケーションが得意ではないという人でも大丈夫。入社後もしっかりフォローします。薬剤師は資格を取って終わりではなく、資格を取って初めて、薬剤師としての勉強がスタートします。いろんなことに挑戦したい人は是非とも当社に来て、一緒に頑張っていただきたいと思っています。



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